神戸製鋼株が連日安値 中国景気懸念で鉄鋼株売り、実質17年ぶり安値水準

20191231神戸株ワッペン

 20日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が続落。終値は前日比5円安の455円とこの日の安値に並び、2016年9月末の10株を1株にした株式併合以来の安値を連日で更新した。株式併合を考慮すると、実質的には2002年11月以来およそ17年ぶりの安値水準に沈んだ。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大した中国の景気の先行き懸念を受けて、鉄鋼株を売る流れに押された。

 同社の業績にも懸念が根強い。2020年3月期の連結最終損益が150億円の赤字(前期は359億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想である50億円の赤字から、今期3度目の下方修正。決算発表ごとに下方修正しており、急速に鉄鋼需要が冷え込んでいると受け止められた。さらに新型肺炎に関係して中国では自動車生産が再開できず、収益への影響が判然としないのより多くの売りを誘った面もある。

 鉄鋼株では日本製鉄(5401)も、15年9月末の10株を1株にした株式併合以来の安値を連日で更新した。JFE(5411)は2011年11月以来の安値を付けている。

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