TOA、多言語放送とデジタルサイネージを連動 イオンモール2店舗が導入

 音響・放送機器のTOAは、商業施設で呼び出し放送や案内放送する際の、音声による館内放送と、施設内のデジタルサイネージ(電子看板)を連動させるシステムを開発。イオンモールの商業施設2店舗が導入したと発表した。タブレットで放送内容を指定すると、合成音声で来店客の呼び出しやイベント案内などを放送する。さらに放送の内容を電子看板にも掲示する。放送を電子看板と連動させるのは同社としては初めて。聴覚情報と視覚情報を同時発信することで、より多くの来館者に必要な情報を届ける。

 放送する内容は同行者や迷子の呼び出し、自動車ランプが点灯したままであることを知らせる呼び出し、イベント開催の案内など。ベースになる定型文を選択し、必要な情報を付け加えて完成させる。たとえば迷子の保護者呼び出しでは、子供の名前や年齢、服の色が追加で入力できると言った具合だ。合成音声は聞く人に違和感を与えないような速度やアクセントを設定。従業員がマイクに向かって話す従来の放送を代替することができる。さらに同じ内容を電子看板に表示することで、放送内容を強調する。

 一方、雨天時の足元注意や荒天による伴う閉店時間の変更といった注意や案内、地震発生時の避難勧告、停電・復旧の案内など緊急放送も選択できる。こうした27種類の案内・緊急放送は日本語、英語、中国語の多言語で放送することができる。必要な文例は多言語放送の27種類を含めて全部で58種類だ。実証実験で施設で放送を運用する担当者らの話を聞き、必要な文例を厳選した。

 9月14日にオープンしたイオン藤井寺ショッピングセンター(大阪府藤井寺市)と、イオンモール高岡(富山県高岡市)が導入した。導入にあたっては店舗や商業施設向けのBGM配信や環境演出などを手掛ける音映システム(千葉県船橋市)と連携した。TOAは商業施設向けなどに、システムのさらなる普及をめざす。

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