真珠輸出の協議会、米NYの展示会にも初参加へ 「パリの成果上回りたい」

20191012神戸真珠パリ商談会

 神戸真珠輸出促進協議会(神戸市中央区)は10月27〜29日に米ニューヨークで開催する宝飾品の国際見本市「JAニューヨーク」に初参加する。同協議会は昨年度、今年度と2年連続でフランス・パリで開催した国際見本市に出展。欧州の企業に向けて販売契約のめどが付くなど成果が出始めている。品質の高い日本産の真珠を「SHINJU KOBE(真珠・神戸)」として米国でもアピールし、新たな販路の開拓につなげる考えだ。協議会の尾川議顕会長(水木真珠代表取締役)は「パリでの成果を上回りたい」と意気込む。

 ニューヨークでは初回になる今回、真珠製品や、宝飾品の材料になる半製品の1500万円相当を展示する計画だ。日本貿易振興会(JETRO)の現地事務所などの手も借りながら、「すでに大口のバイヤーらと連絡を取り、来場を促している」(尾川氏)。これまで2回出展した欧州と、今回の米国では好まれる真珠の形状や、価格帯に違いがあるとされている一方、高級品を求める顧客が多いのはニューヨークとも言われている。市場調査に加えて、新たな米国での人脈を築き、今後の販売につなげる。

 パリでは、9月6〜9日に出展した見本市「ビジョルカ」に出店した後、9月11〜12日に現地で初の商談会を開催(写真=神戸真珠輸出促進協議会提供)。10件超える成約にめどを付けたうえ、フランスで真珠製品のインターネットを通じた販売を開始することで現地企業と合意をめざす。これらの契約については今後、詳細を詰めていく計画だ。さらに協議会では欧州での活動拠点として、パリでの事務所設置に向けて動き始めた。

 同協議会は2017年5月に設立。世界的な不況などを背景に途切れていた、欧州や米国向けの販路の再開拓を目指す。海外市場で南洋産や淡水真珠などとの競争が激しくなるなか、日本産の大きな特徴である美しさを武器に、国内で流通する真珠の約8割が集まる神戸の真珠のブランド化などに取り組んでいる。

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