パラスポーツ体験会など、義肢装具の国際会議に併催 トーク司会に遠藤章造さん

 兵庫県は10月5〜6日にパラリンピック出場の経験があるスポーツ選手のトークショーと、パラスポーツの体験会をワールド記念ホール(神戸市中央区)で開催する。10月5〜8日に開催する、義足や車いすなどの義肢装具に関する国際会議「第17回国際義肢装具協会世界大会」に併催。パラスポーツに関する知識の普及をねらい、2020年に開催する東京パラリンピックに向けて機運も高める。6日からトークショーとパラスポーツ体験の予約受付を開始した。

 トークショーは5日、スポーツ体験会は6日に開催する。トークショーに参加する選手は、16年に開催したリオパラリンピックの走り幅跳びで銀メダルだった山本篤選手、同じく水泳の50メートル自由形で銅メダルだった山田拓朗選手ら6人の予定だ。5日午後2時から。司会はココリコの遠藤章造さんが務める。

 6日の体験会は午前11時〜午後4時。車いすバスケットボール、車いすテニス、ゴールボール、シッティングバレーボール、ボッチャ、卓球バレー、アンプティサッカー、フライングディスク、ビームライフルの全9競技が体験できる。和太鼓やストリートダンスのパフォーマンスや、スポーツ用義足などの展示コーナーも開設する。

 障害などの有無にかかわらず、誰でも参加できる。トークショーとパラスポーツ体験は専用サイトなどからの予約を優先するが、空きがあれば当日でも参加可能だ。パラスポーツ体験は小学生以上が参加できる。

 第17回国際義肢装具協会世界大会は、世界的な義肢装具技術の向上と教育の普及・標準化をめざす学術会議。世界各国から医師や義肢装具士、理学療法士、エンジニアなど数千人が集まる見通しだ。東京パラリンピックを控えて30年ぶりに日本で開催する。神戸国際展示場では10月5〜8日に神戸市が「介護・医療ロボット見本市」も開催する予定だ。

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