久元神戸市長「ヤミ専従2度と起きない開かれた組織に」 改革方針案を発表

20190221久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は21日の定例記者会見で、神戸市役所の改革方針案を発表した。労組幹部らが勤務時間中に無許可で組合活動に専念したヤミ専従について「こういうことが2度と起きないような、明るく開かれた組織にしていきたい」とねらい強調。そのうえで「大事なことは(当事者である)職員のみなさんの意見を反映すること」と述べ、当事者である職員が納得して仕事ができる環境をめざす。さらに神戸市議会の意見も取り入れ、4月に方針を確定したい考えだ。

 「コンプライアンス(法令順守)推進体制の改革」「組織風土の改革」「人事・給与制度改革」が3本柱だ。内部通報制度の機能不全など、ヤミ専従をめぐる第三者委員会で指摘されたことになどにも対応する。同委員会の報告書では、ヤミ専従に疑問を唱えることで人事上の不利益も発生したとの指摘もあり、久元氏は神戸市役所について「ブラック(職場)的要素があった」とみる。今後は「明るく前向きに仕事ができる、そして自由に物が言える、そうした職場をイメージした」と説明した。

 複眼的な人事評価や、係長級の処遇改善によって、課題との指摘も出ていた若手職員の昇任意欲も喚起したいという。2019年度予算案と同時に発表した組織改正にも言及。組織をフラット化して風通しの良い職場にし、本来の業務である市民サービスにより専念できる環境づくりをめざす。

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