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「やっぱり電話するのが分かった」 神戸市が病院送迎予約の電話窓口

20190219救急出動件数グラフ

 神戸市は21日、救急車を呼ぶほどでないが、病院に向かう手段に困る際に簡単にタクシー予約できる電話の窓口「おくる電」を開設したと発表した。電話番号は050-3733-7555で、ロボットによる自動応答になっている。インフルエンザの流行や猛暑によって救急車の出動要請が増加しており、少しでも緊急度の低い救急出動による減らすのがねらい。(グラフは神戸市の発表資料より)

 おくる電の番号に電話をかけると「歩けますか?」「どこから、どこ(どの病院)まで利用しますか」などとロボットが質問する。利用者の音声をロボットが認識して、歩けない場合は介護タクシーを紹介するなど、適切な事業者を3社まで案内する。21日現在で、市内各地の一般タクシー会社17社と、介護タクシーや患者等搬送認定事業者などの約60社を紹介することができる。

 神戸市は昨年5〜6月に、スタートアップ(起業まもない会社など)と組んで行政課題を解決する「Urban Innovation KOBE」の一環で、搬送サービス会社の利用予約ができるスマートフォン向けアプリを開発。だが「アプリの利用ははかばかしくなく、やっぱり緊急のときには電話をする、というのが分かった」(21日に記者会見した久元喜造市長)。このため電話システムの開発に切り替えた。

 Urban Innovation KOBEとして当初の目論見通りにはならなかったが、「そういう発見は非常に貴重だった」(久元氏)。登録料などの特別な利用料金はかからず、通話料と運賃で利用できる。神戸市は救急車が必要か相談する窓口の「#7119」からも、おくる電を紹介することで、救急出動件数を抑え、より確実に救急車を運用したい考えだ。

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