シャルレの4〜12月期、税引き益9%増 減収も税金費用の減少で

20190213シャルレ決算グラフ

 女性下着の訪問販売が主力のシャルレが13日に発表した2018年4〜12月期の単独決算は、 税引き利益が前年同期比9%増の2億9100万円だった。販売減で減収だったが、前年同期に特別損失として計上した6500万円の店舗閉鎖損失がなくなったことや、税金費用の減少で最終増益を確保した。

 売上高は6%増の131億円、営業利益は28%減の4億4100万円になった。下着を含む衣料品類全体の売上高は8%減の99億円。肌着・ショーツの定番商品が低調に推移した。化粧品類は2%増の20億円。健康食品類は5%減の7億7900万円だった。高齢者住宅の紹介事業「カーネーション」のテスト運営を継続するなど、新事業の開拓も進める。

 19年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比66%減の1億1000万円になる見通しだ。期末配当を前期比5円減の10円にする計画も維持した。

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