トリドール の4〜12月期、純利益2%減の39億円 国内丸亀製麺が減益

20190213トリドール 決算グラフ

 トリドールホールディングスが13日に発表した連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2%減の39億円だった。地震や台風が客足に響いたうえ、人手不足を背景とした人件費の上昇が利益を圧迫。さらに業態の垣根を超えた外食店の競争激化が逆風だったという。ただ純利益は11月に下方修正した通期予想の31億円を上回った。

 売上高に相当する売上収益は29%増の1088億円、営業利益は4%減の58億円だった。既存店の客足が伸び悩んだことなどで、国内丸亀製麺の売上収益が1%減の682億円と減収だった。18年1〜3月期に香港事業を買収したことで海外事業の売上収益は4.3倍の224億円と増加した。半面、同社全体では人件費などが含まれる販管費が30%増の795億円と大きく膨らみ、利益を圧迫した。

 19年3月期の連結業績予想は据え置き。営業利益が47億円になる見通しも、12月までの実績である58億円を下回るまま修正を見送った。期末配当は前期比3円50銭増の30円にする配当予定も維持した。

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