広田アシックス社長、米ランニング低調「強み十分に伝えられなかった」

20190213アシックス廣田COO

 アシックスの広田康人社長COO(最高執行責任者、写真)は13日に大阪市内で開いた2018年12月期決算についての記者会見で、「米国のランニングシューズ市場が成熟に向かう中で、アシックスの強みを伝えることが必ずしも十分にできていなかった」と話し、米国で主力のランニングシューズが低調だった要因を説明した。量販店に高級品を出すといった販売戦略の誤りも過去にはあったといい、「販売チャネルの整理も昨年中に終えたので、これからは上向いてくれると思う」との見通しも示した。

 広田氏は「われわれの強みは技術に裏付けられた商品を提供していることで、それが多くのランナーの支持を得てきた」と強調。ただ米国でのランニングシューズ分野は競争が激しく、競合会社も相次いで高い技術の製品を相次いで発表。そうした中で「レジェンド(伝説)モデルと呼ばれている『NIMBUS』『KAYANO』『GT-2000』といったモデルの(それぞれの)良さを、十分に伝えられなかったところ、他社に攻め込まれた」と説明した。今後は販売員教育などにも力を入れたい考えだ。

 一方、普段に使うスニーカー市場については、「必ずしも私どもは強くなかったが、(社内では)シルバーラインと呼んでいる90ドル以下のシューズの品ぞろえも今期から充実させており、このあたりでも反転もねらっていきたい」と話していた。

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