日和産の4〜12月期、純利益63%減 畜産事業で損失計上

20190213日和産決算グラフ 

 配合飼料の日和産業が13日に発表した2018年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比63%減の1億7200万円になった。配合飼料の販売は値上げなどの効果もあり増収増益だったが、畜産事業で損失を計上したことなどが響いた。

 売上高は2%減の310億円、営業利益は66%減の2億2100万円だった。4と7月に配当資料価格を値上げしたが、国際商品市況の落ち着きなどを受けて10月に値下げした。飼料事業の売上高は3%増の299億円、営業利益は7%増の7億8400万円だった。一方、畜産事業は売上高が4%減の10億円、営業損益が8400万円の赤字(前年同期は1億8800万円の黒字)になった。

 19年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は5%減の5億円を見込む。3月期末の株主を対象とした配当金も前期据え置きの5円と、従来予定通りとした。

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