10月の兵庫鉱工業生産9.5%増 「一進一退」の見方を据え置き

20181220鉱工業生産10月

 兵庫県が20日に発表した10月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比9.5%上昇の106.1と、2カ月ぶりに生産が増加した。生産活動の基調判断は据え置き、4カ月連続で「一進一退で推移している」との見方を示した。業種別の生産指数をみると主要9業種がすべて上昇した。台風21号、24号の影響を受けて、9月は臨時で操業を停止する工場などが相次いだが、10月になって影響が一巡した。

 10月の鉱工業生産指数では、指数に占めるウエートが最も大きい「はん用・生産用・業務用機械工業」が前月比15.3%上昇と大幅に伸びた。蒸気タービンや熱交換器、ショベル系掘削機械、混合気・かくはん機・粉砕器などの生産が増えた。このほか次にウエートが大きい「化学工業」が伸びたほか、「輸送機械工業」は30.2%増と増えた。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が14日に発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比2.9%上昇の105.9だった。

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