神戸製鋼株が大幅安 SMBC日興が投資判断を弱気に引き下げ

20180823神戸株アイコン

 4日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が大幅安。終値は前日比63円(6.51%)安の905円だった。一時は901円まで下落した。SMBC日興証券が、神戸鋼の投資判断を3段階で中立の「2」から「3」と弱気方向に引き下げたのを嫌気した売りが先行した。さらに日経平均株価の下げ幅が500円超に広がったことで、日経平均の採用銘柄である同社株の下げが加速した。

 SMBC日興は投資判断の引き下げを示したリポートで、今後の鉄鋼業界の競争激化を指摘したもよう。世界景気の減速で、これまで同様の鉄鋼・鋼材需要が見込みにくくなっていることろに、鉄スクラップを主材料とした製鉄(電炉による製鉄)が中国で増えているほか、米国でも増産の動きがあり、アジアでも設備投資を増強する動きが広がっているという。

 鉄鋼株では新日鉄住金(5401)、JFE(5411)もそろって下げた。

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