三宮再開発 こうべ花時計の「休止式」を29日に開催、地下鉄の駅名は維持へ

20181122花時計第1回デザイン

 神戸市は22日、神戸市庁舎3号館の建て替えに関連して現在の場所から撤去する「こうべ花時計」の移転セレモニーを29日に開催すると発表した。セレモニーでは神戸市の久元喜造市長や、神戸市議会の北山順一議長らがボタンを押し、秒針を止める「休止式」を実施する予定だ。(写真は花時計の正面にあるモニュメントに描かれた最初のデザイン)

 こうべ花時計は、1957年に日本で初めての花時計として設置した。神戸のシンボルの1つとして版画家の川西英が「こうべ百景」で取り上げるなど、花時計が長く親しまれた経緯を考慮。休止に際してセレモニーを開催することを決めた。花時計は東遊園地の噴水広場がある区画で、2019年3月をめどに暫定的に再開する計画だ。

 久元市長は20日の定例記者会見で「神戸の中でも目立つ存在だっただけに、移設については一抹の寂しさはある」と感慨を述べていた。一方で、地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅の駅名については、花時計を「ぜんぜん違う場所に持っていくわけではない」と話し、駅名を変更しない方針を示した。

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