和田興産の3〜8月期、税引き益16%増 分譲マンションの販売好調

20181005和田興産決算グラフ

 和田興産が5日発表した2018年3〜8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比16%増の14億円だった。主力の分譲マンションの販売が新規発売物件を中心に好調だった。マンション開発に必要な土地の価格や建設費用などは上昇する一方で、収益計上の機会になる引き渡しも順調だった。

 売上高は9%増の224億円、営業利益は6%増の25億円だった。このうち分譲マンションの売上高は200億円と24%増えた。引き渡し戸数は514戸で34%増えた。3〜8月期の分譲マンション発売戸数は23%減の316戸、契約戸数は契約戸数は21%減の209戸だった。

 19年2月期の連結業績予想は据え置いた。前期比2円増配の32円(中間なし)とする配当予定も維持した。

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