フェリシモの3〜8月期、純利益25%減 定期便事業の顧客減で

20181005フェリシモ決算グラフ

 通販大手のフェリシモが5日発表した2018年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比25%減の3億7000万円だった。希望した商品が毎月届く定期便(コレクション)事業での顧客数の減少で、減収になったのが響いた。宅配便などの運賃上昇で、発送数が減少したほどに配送費用が減らなかったのも逆風だった。

 売上高は5%減の135億円、営業利益は42%減の2億6900万円だった。販管費は広告費の見直しや人件費の減少などで前年同期比1%減の70億円だった。前期から本格的に稼働した、他社向け物流とEC(ネット通販)支援事業の受託は好調で、前年同期に比べて伸びたという。

 19年2月期通期の連結業績予想は据え置き。売上高は期初の予想に届かなかったが、当面は定期的な購入の継続や、購入回数の増加を促すキャンペーンなどで顧客数の回復をめざす。純利益は前期比43%減の5億6300万円になる見通し。期末5円配の計画も維持した。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告