「食べ・飲み歩き」「ライブハウス巡り」で訪日客誘致へ 神戸観光局が事業選定

20180725久元神戸市長会見

 神戸観光局は25日、ナイトタイムエコノミー(夜遊び経済)と神戸の食で訪日外国人観光客を誘致するための3事業を選定したと発表した。300万円を上限に初期費用を神戸観光局が負担し、広報活動などで事業を支援する。10月ごろから順次イベントなどを開始するという。合計9者の応募から選んだ。神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が公開した動画より)が同日開いた定例記者会見で説明した。

 ナイトタイムエコノミーでの事業は2者が担当。神戸・元町インバウンド協会(神戸市中央区)は、外国語ができるガイドが立ち飲みやバーなど、神戸の地元に根ざした小規模店舗を短時間で回るツアー「神戸ナイトサーフィン」を展開。ライブハウス「神戸VARIT」を運営するアームテックパブリシャーズ(神戸市中央区)は、バーで飲食して獲得したポイントをライブハウスの入場クーポンに引き換えられる「生田コレクター」を手がける計画だ。

 神戸の食に関する事業は「HYOGOシュトレンの会」が11〜12月にかけて実施。神戸のパン食文化に着目した。ドイツの伝統的な菓子パン「シュトレン」を中心に、食べ比べやオリジナルシュトレンづくりを通じた神戸観光の広報活動を展開するとしている。

 神戸ナイトサーフィンで700〜800人程度の訪日客、生田コレクターで国内外から3000人超の誘客を見込む。いずれも来年度以降の継続を前提に始めるという。事業の詳細については神戸観光局と事業者の間いで今後詰める。

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