UCCミルクコーヒーがギネス世界記録 「缶コーヒーの最長寿ブランド」で

 UCC上島珈琲は17日、同社の缶コーヒー飲料製品「UCCミルクコーヒー」が缶コーヒーでは最も長く販売され続けた「最長寿ブランド」として、ギネス世界記録に認定されたと発表した。4日に認定証の授与式を開いた。1969年に世界初の缶コーヒー「UCCコーヒーミルク入り」として発売され、来年で50周年を迎える。発売以来、累計で約150億本を販売した。

20180717歴代UCC缶コーヒー

 1969年4月の発売当初は思ったように販売が伸びなかったというが、70年3月から大阪府で開かれた「日本万国博覧会」をきっかけに全国に広がった。時代によって変化する嗜好(しこう)に合わせてリニューアルし、現在は9代目。ただ赤・白・茶色の3色を基調とする分かりやすい缶のデザインは当時のままだ(写真=UCCのホームページ上の発表資料より)。

 UCCは缶とコーヒーが反応して変質するのを避けるため、缶の内側を特殊コーティングする技術を製缶会社と開発。コーヒーが手軽に飲めるようになっただけでなく、品質が安定することで常温での長期保存も可能になり、流通商品としてのコーヒー飲料の付加価値を高めたとも指摘されている。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

広告