日経平均4万円 川崎神商会頭「賃金と物価の好循環に入るか重要な局面」

20240305川崎神商会頭

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の川崎博也会頭(神戸製鋼所特任顧問、写真)は4日の定例記者会見で、日経平均株価が同日初めて4万円の節目を突破したことについて「デフレ経済からの脱却の兆しを感じることは間違いない」としながらも、「賃金と物価の好循環に入るのか、本当に重要な局面にきている」と本格的な景気拡大には、依然として慎重な見方を示した。今後を見極めるうえで「注目しているのは、3月中旬の春闘の一斉回答でどういう結果が出てくるか、それで中小企業がどうなるか」だという。

 中小企業の経営環境について「人手不足が悩ましいという話は、日本レベルでも、関西も、兵庫・神戸でもそうだ」という。一方で、従業員の待遇改善や、従業員数を増やすのには原資として販売価格の引き上げ、価格転嫁が必要になるが、「原材料価格の上昇というメディアにも数字が出やすいものに対しても十分でないと言われているのに、なかなか外に出しにくい人件費・労務費(のための値上げ)が消費者に、あるいはBtoB(企業間取引)でも理解されるのかどうか」と指摘した。

 そのうえで商工会議所の事業計画にも触れながら、「人手不足、価格転嫁、賃金には決して即効薬はないという観点から、中小企業支援では非常に地道に、各支部の経営指導員をメーンとした伴走型支援にまい進していく」と話していた。

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