カルナバイオ、今期最終赤字22億円に タンパク質販売など前期上回る

20240211カルナバイオ

【神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は9日、2024年12月の連結最終損益が22億円の赤字(前期は11億円の赤字)になりそうだと発表した。2薬剤での臨床試験(治験)を継続することなどで、研究開発費は23億円(前期は19億円)を予定している。創薬支援事業では、人工知能(AI)を使った創薬の普及などを背景にタンパク質の販売は伸びるが、研究開発費の全部はまかなえない状況が続く。

 売上高は前期比43%減の9億2500万円、営業損益は22億円の赤字(前期は11億円の赤字)を見込む。予想が難しいことから、前期は7億700万円あった一時金や契約金など創薬事業の売上高は想定していない。タンパク質販売の好調が続き、創薬支援事業の売上高が前期(9億1800万円)を上回る見通し。設備投資は4400万円と、前期の1100万円から増やす。研究開発用機器や情報システム機器の新設、更新などに充てる。

 関節リウマチなど炎症性免疫疾患の治療薬として開発を進めている薬剤「sofnobrutinib(AS-0871)」は、第2相以降の治験を自社で実施せず、導出もしくは他社との共同開発をめざす。

 同時に示した23年12月期の連結決算は、最終損益が11億円の赤字(前の期は13億円の赤字)だった。カルナバイオが開発した薬剤が治験の第1相に入ることが決まり、ライセンス契約を結ぶ米バイオ医薬品のギリアドサイエンスから受け取る7億700万円の一時金を計上した。売上高は前の期比17%増の16億円、営業損益は11億円の赤字(前の期は12億円の赤字)だった。

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