アシックス、今期純利益2%増に ランニング軸に3期連続で最高益へ

20240210アシックス

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手のアシックス(7936)は9日、2024年12月期の連結純利益が前期比2%増の360億円になりそうだと発表した。ランニングシューズを軸に販売数量が伸びるほか、街履きのスニーカーも好調で、3期連続の最高益を見込む。「オニツカタイガー」ブランドのシューズも国内外で好調で、国内では訪日客による需要が引き続き伸びる。年間配当金も過去最高になる前期比5円増の70円(うち中間35円)の計画だ。

 売上高は3%増の5900億円、営業利益は7%増の580億円と、いずれも過去最高を見込む。地域別では日本、中華圏、東南・南アジアが順調に推移すると見込む。23年12月に売却したアウトドアブランド「ホグロフス」の前期の売上高が115億円だったのを考慮すると、為替影響を除いた売上高の伸び率は7%になると計算という。販売数量増に加え、販売価格の引き上げによる増収、ネット通販での販売増も想定し、粗利益率は52.8%(前期は52.0%)に改善する。

 会員サービス「OneAsics」の会員数は23年12月現在で945万人。ネット通販での売上高は、前期に1070億円と初めて1000億円を上回った。対話型の人工知能(AI)使って顧客の商品選びを支援するサービスを3月をめどに導入する計画。デザインや価格帯、競技歴、好みの競技スタイルなどを総合的に勘案でき、店舗での商品選びに一段と近い感覚で、ネット通販での購買体験の提供を目指す。

 同時に発表した2023年12月期の連結決算は、純利益が前の期に比べて77%増の352億円だった。街履きスニーカーの粗利益改善やホグロフスの売却益計上などで、会社予想の275億円を大幅に上回った。売上高は18%増の5704億円、営業利益は59%増の542億円になった。期末配当金は前年同期比16円増の40円とし、従来の35円から増額した。年間配当金は65円とした。純利益のほか売上高、営業利益、1株あたり配当額はいずれも過去最高になった。

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