神戸天然物化、社長に真岡取締役が昇格 初の創業メンバー以外・宮内社長は会長に

20230515神戸天然物化の真岡氏

【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物化学(6568)は12日、真岡宅哉取締役(54、写真=同社提供)が株主総会を開催する6月22日付で社長に昇格する人事を発表した。宮内仁志社長(68)は代表権のある会長に就く。1985年の設立以来、同社としては3代目の社長で、創業メンバーではない社長は初めて。根強い需要で急速に事業を拡大するなか、トップの若返りで迅速の意思決定などをめざす。

 真岡氏は同社の取締役で最も若い1968年生まれ。2000年に神戸天然物化学に転じ、一貫して営業を担当。現在は営業本部長も兼ねる。同社が当時の東証マザーズに上場し、新規株式公開(IPO)をはたした直後、宮内氏が社長に昇格するのと同じタイミングで真岡氏も取締役に就任した。営業でつちかった顧客のネットワークを活用し、一層の受注拡大ねらう。

 真岡 宅哉(まおか・たくや)氏 1994年岡山大院修了、三菱油化ビーシーエル(現LSIメディエンス)入社。98年3月姫路塗装入社、00年神戸天然物化学入社。16年執行役員、18年取締役営業本部長。姫路市出身。

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