阪急、春日野道駅の西改札口が18日に開業 可動式ホーム柵も

20230309春日野道駅

【神戸経済ニュース】阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の阪急電鉄は9日、春日野道駅(神戸市中央区)の西改札口を18日に新たに開設すると発表した。エレベーター専用の改札口で、高架下の1階とホームを直接結ぶ。可動式ホーム柵も同日の始発電車から利用を始める。同駅は最大でも3.8メートルとホームがせまいことで知られていたが、より多くの人が安全に利用できるようにする。(写真は春日野道駅ホーム、正面にエレベーター=阪急電鉄提供)

 これまで春日野道駅はホーム東側に出入り口が1カ所あったが、階段のみでエレベーターがなく、車いす利用者には両どなりである三宮駅か王子公園を案内していた。西改札口には車いすに対応した幅広い自動改札機や、台座の下に足が入る空間を取った券売機2台も備えた。バリアフリートイレも整備した。

 可動式ホーム柵の開口部には、ホームにくし形のゴムを設置し、電車とホームのすき間を小さくする。車いすに加え、ベビーカーでも利用しやすくなる見通しだ。

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