阪急電鉄と阪神電気鉄道、来春運賃10円値上げ バリアフリー化を促進で

20220804阪急ホーム柵

【神戸経済ニュース】阪急阪神ホールディングス(9042)傘下の阪急電鉄と阪神電気鉄道は3日、2023年4月から大半の路線で鉄道運賃を一律10円値上げすると発表した。国土交通省がホーム柵設置などバリアフリー化を促すため昨年12月に設置した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用する。運賃の値上げで阪急は年間36億7200万円、阪神は同13億5000万円の増収を見込み、これを駅のバリアフリー化に充当する。(写真は阪急十三駅の可動式ホーム柵=阪急電鉄提供)

 阪急は2040年をめどに全駅でホーム柵の設置を終える計画。加えて各駅のエレベーターやエスカレーターも順次更新するほか、車両には車いすやベビーカーなどに使いやすいフリースペースを整備する。阪神は全駅へのホーム柵整備完了のめどを2042年とした。バリアフリートイレの更新や維持管理などに取り組むほか、13年から取得を始めた「サービス介助士」資格を、駅係員と乗務員の全員が取得することをめざす。

 鉄道駅バリアフリー料金制度は国交省による設置以来、JR東日本(9020)のほか東京メトロや東武鉄道など、首都圏の鉄道が相次いで活用を表明した。関西の大手私鉄で制度を活用した値上げは初めてだ。

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