神戸鋼のCO2実質ゼロ鋼材、船舶にも採用 今治造船のばら積み船に

20230227ばら積み船

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)と、造船国内最大手の今治造船(愛媛県今治市)は27日、神戸製鋼が商品化した製造時に排出する二酸化炭素が実質ゼロの鋼材「Kobenable Steel(コベナブル・スチール)」を採用した船舶を建造すると発表した。18万トン級のばら積み船に、CO2排出量を100%削減した「コベナブル・プレミア」を使用する。使用する鋼材の量などは明らかにしていない。

 コベナブル・スチールは自動車や建築物などへの利用が始まったが、船舶の建造に使うのは今回が初の事例になる。世界の物流の根幹である船舶で、建造段階のCO2削減を進めて「脱炭素」に寄与する。コベナブルブル・スチールを採用した船舶は現在建造中で、2024年1月の就航を予定している。(写真は18万トン級ばら積み船のイメージ=神戸製鋼提供)

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