さくらKCS、4〜6月期の最終黒字2500万円 4〜6月では14年ぶり黒字

20220729さくらKCS

【神戸経済ニュース】三井住友銀系で情報サービスのさくらケーシーエス(4761)が29日に発表した2022年4〜6月期の連結決算は、最終損益が2500万円の黒字(前年同期は2400万円の赤字)だった。同社が4〜6月期に最終黒字を計上したのは、08年4〜6月期以来14年ぶり。同社の収益は期末に偏る傾向があり、もともと第1四半期の収益計上は小さいが、不採算案件の発生を抑制したのが寄与した。

 売上高は9%減の52億円、営業損益は1600万円の黒字(前年同期は5600万円の赤字)になった。前年同期と同様に「金融関連」「公共関連」「産業関連」の事業部門(セグメント)でいずれも需要は好調だった。ただ前年同期に影響が大きかった、産業関連での大口の不採算案件がなくなった寄与が大きかったという。

 23年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比9%減の5億5000万円を見込む。

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