六甲バタ、今期税引き益91%減に 原材料高・物流費・円安が経営圧迫

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【神戸経済ニュース】チーズ大手の六甲バター(2266)は8日、2022年12月期の単独税引き利益が前期比92%減の2億円になりそうだと発表した。19年3月に完成した神戸工場(神戸市西区)の償却負担は小さくなるが、原料チーズなどの国際的な原材料高、コンテナ不足を背景とする物流運賃の上昇、円安・ドル高が経営を圧迫。増収も見込みづらいなかで大幅な減益を見込む。営業利益も前期比85%減の3億5000万円と大幅減益の見通し。

 売上高は27%減の402億円を見込む。今期から収益認識に関する新会計基準を適用する影響が大きい。ただ21年12月期と同じ基準で算出しても1.3%減の543億円と減収になる。足元では新型コロナウイルスの変位株「オミクロン型」の感染拡大で、飲食店の営業時間を短縮する動きが広がっている。このため国内では引き続き、業務用の需要増が見込みづらい。家庭用チーズやナッツ、チョコレートの需要が下支えする。

 同時に発表した21年12月期の単独決算は、税引き利益が前の期の2.4倍の22億円になった。売上高が前年同期にとどまるなかで、神戸工場の減価償却費が減少したのが大きかった。特別利益には土地売却益の15億円と、兵庫県による補助金7億円を計上したのも寄与した。チーズは家庭用が巣ごもり需要の一服で、業務用が飲食店の時短営業で需要減。販売先が増えたチョコレート部門が支えになり、売上高は微増の550億円だった。

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