住友ゴム、今期純利益25%減に上方修正 米中で想定上回る販売回復

20201105住友ゴム決算修正

 住友ゴム工業は5日、2020年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比25%減の90億円になりそうだと発表した。従来予想の70億円から上方修正し、減益幅が縮小する見通しになった。7〜9月期の米国と中国でタイヤの販売数量が前年同期を上回るなど、販売の回復が想定を上回っている地域もあることから、通期の想定を見直した。従来は20円としていた期末配当金も、5円積み増して25円にする。

 売上高に相当する売上収益は13%減の7750億円、営業利益は21%減の260億円を見込む。従来予想は7500億円、180億円だった。新型コロナの影響は4〜6月期を底として回復が継続し、7〜9月期でみると売上収益は前年同月比8%減ながら、営業利益は45%増と大幅な増益を確保した。国内や欧州も4〜6月期に比べると7〜9月期は収益の減少率が小さく、今後も回復傾向が継続するとみている。

 年間の世界タイヤ販売本数は前期比14%減の1億661万本になる見通し。このうち10〜12月期予想は前年同期比2%減の3115万本まで回復を見込む。冬用タイヤの新製品などが販売をけん引するとみる。

 同時に発表した20年1〜9月期の連結決算は、最終損益が67億円の赤字(前年同期は79億円の黒字)になった。営業利益は黒字を確保したが、円相場の上昇などによる為替・デリバティブ差損を97億円計上したことが響いた。売上高は16%減の5402億円、営業利益は72%減の65億円になった。

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