ワールド、10月の既存店売上高14.4%減 前年同月に消費税率上げや台風休業

 ワールドが5日発表した10月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月比14.4%減だった。前年同月に消費税率引き上げ直後の需要減や台風による臨時休業があったことなどもあり、月前半は前年同月並みの販売を確保した。在庫消化を目的とした春夏物の値引き販売が一巡。ただ秋冬物の販売に切り替えたところ、順調な気温の低下に乗り切れなかったという。

 休日数は前年同月に比べ1日少なく、既存店売上高を1.6%程度押し下げたとみている。ブランド別では引き続き生活雑貨への需要がおう盛で、「ワンズテラス」「212キッチン」が好調だった。女性向け下着の「リサマリ」やゴルフウエアの「アバダット」、皮革小物「ヒロフ」などが既存店で前年同月を上回った。

 10月は新規出店が12店で、4店舗を撤退した。出退店やネット通販も含んだ国内の小売り売上高は前年同月比10.4%減だった。

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