神鋼環境株が逆行安 減益かつ進捗率の低さに警戒感の見方

20191231神戸株ワッペン

終値 2033円 ー77円(ー3.65%)

 5日の東京市場では神鋼環境ソリューション(6299)が逆行安の値動き。朝方から軟調に始まり一時は前日比96円安の2014円まで下落した。前日に2020年4〜9月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比16%減の3億5800万円になった。大幅な減益になったうえ、21年3月期の通期予想である25億円に対する進捗率が14%と低水準だったことで収益の下振れが警戒された。

 ただ、同社は水処理施設や廃棄物処理施設など、官公庁など向けの売上高が大きいこともあり、収益の計上が最後の四半期である1〜3月期に集中する傾向にある。前期も上期を終えた段階で純利益の進捗率は16%だった。神鋼環境としても上期の業績は想定の範囲内として、21年3月期通期の業績予想を据え置いている。

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