上組、今期純利益5%減に 新型コロナで取り扱い貨物が減少

 港湾運送大手の上組は14日、2021年3月期の連結純利益が前期比5%減の174億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界的な経済の停滞を受けて、取扱貨物が減少する見込み。減収が響いて利益も押し下げられる。年間配当金は前期据え置きの46円(うち中間23円)を予定する。 売上高に相当する営業収益は2%減の2740億円、営業利益は4%減の238億円になる見込み。新型コロナの影響で、国内では機械メ...

フジッコ、今期純利益13%増に 総菜とヨーグルト伸び・年40円配に引き上げ

 フジッコは14日、2021年3月期の連結純利益が前期比13%増の35億円になりそうだと発表した。「おばんざい小鉢」など日持ちする包装総菜と、ヨーグルトが引き続き伸びて収益をけん引する見通し。人件費などが膨らまないように制御することで、増収を増益につなげる。年間配当金は40円(うち中間20円)を予定する。 売上高は1%増の670億円、営業利益は5%増の47億円を見込む。新型コロナウイルスの感染防止を目的に外出を控え...

井戸兵庫知事、休業要請15日に見直し方針を表明 国の緊急事態は継続も

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う休業要請の対象施設について15日午前に開く県の対策本部会議で見直す方針を示した。「大阪と兵庫の休業養成施設の範囲の差によって、人の往来が促進されないように(大阪府と)同じ範囲で対応する」と強調し、大阪府の動きを見極めながら見直す必要があるとの認識を改めて語った。 政府は14日に全国の39件に...

日本製麻の前期、1000万円の最終赤字 今期予想は開示せず

 日本製麻が14日に発表した2020年3月期決算は、連結最終損益が1000万円の赤字(前の期はトントン)だった。産業資材事業、マット事業、食品事業の3分野とも減収で、固定費の負担比率が高まり採算が悪化した形になった。売上高は前の期に比べ4%減の37億6700万円、営業損益は3500万円の赤字(前の期は2500万円の黒字)だった。同社は13日、前期の業績予想を修正していた。 事業分野別の売上高は、産業資材事業が4%減の6億91...

神戸市の家賃減額補助、19日から申請受付 「チャレンジ補助金」は6月8日から

 神戸市の久元喜造市長(写真)は14日に開いた記者会見で、2020年度の補正予算に盛り込んだ、店舗向け家賃を減額した不動産オーナー向けの補助金「店舗家賃負担軽減補助金」について、19日から申請を受け付けると発表した。オンライン申請と郵送の両方で申請に対応。申請には申請書のほか、誓約書、本人確認書類、家賃減額等に関する合意確認書の4種類の書類提出を求める。久元市長は「できるだけ必要な書類を少なくして、簡単に...

神戸市30年債、利率0.517%・100円 発行額350億円

 神戸市は14日、機関投資家向けに発行する30年物の公募地方債「神戸市令和2年度第1回公募公債(30年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.517%、発行価格は100円(応募者利回り0.517%)になった。30年物国債66回債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)は0.07%になった。発行額は350億円。5月26日に発行し、償還期限は2050年3月18日。 午前9時33分に募集を開始し、同9時35分に均一価格リリースを宣言。値引き販売するこ...

(お知らせ)ツイッターに表示する記事見出しについて

※障害は復旧しました。 神戸経済ニュースのツイッター(https://twitter.com/kobe_keizai)では、おおむね過去1週間程度の記事の見出しを、1時間おきに自動的に配信しています。これが現在、システム障害の影響で変更、更新できなくなっています。このため、見出し先頭に「★」が付かない、自動的に配信する見出しは、少し前に配信した情報が含まれておりますので、ご注意ください。見出しには記事の掲載日も併記しているので、...

(今日の株式相場)3日続落か、連日の米株安で売り先行 一時2万円近辺に下落も

▽有料メールマガジン「今日の株式相場」を、こちらでも有料で掲載します。(価格は記事1本100円)▽3日続落か、連日の米株安で売り先行 日経平均は一時2万円近辺に下落も 14日の東京株式相場は3日続落か。新型コロナウイルスによる米景気の下振れへの警戒感から、前日の米株式相場が連日の大幅安になったのを受けて、日本株にも売りが先行するとみられる。前日に続き、……▽注目銘柄▽今日の行事予定(発表予定など)▽前日の相場...

「こうべ医療者応援ファンド」まず3億円を16医療機関に配分 第1回の配分委開催

 神戸市は13日、新型コロナウイルス感染症の治療などにあたる医師や看護師など、医療従事者の勤務環境を改善するための資金調達を目的としたファンド(基金)「こうべ医療者応援ファンド」の第1回配分委員会を開催し、まず集まった基金のうち3億円を16医療機関に配分することを決めたと発表した。配分委員会は12日にウェブ会議で開催。配分委の6人全員が参加した。 基金には12日午前8時現在で964件、3億1055万円の寄付が集...

シャルレの前期、純利益67%減 減収と在庫処分が増加・支店閉鎖で特損も

 婦人下着の訪問販売が主力のシャルレが発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比67%減の7300万円だった。減収の影響に加え、在庫処分が増加したのが響いた。営業体制を見直し、支店を統合したことで支店閉鎖損失1億1000万円を特別損失に計上した。シャルレは4月28日に、前期の業績予想を修正していた。 売上高は前の期比5%減の156億円、34%減の2億3900万円になった。分野別の売上高は、衣料品類が6%減の118...

日和産業の前期、純利益46%増 畜産事業が黒字転換

 日和産業が14日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比46%増の3億7100万円だった。前の期に1億2000万円の営業赤字を計上した畜産事業が、黒字を確保したのが寄与した。主力の飼料事業が減益になったのを補った。 売上高は2%増の419億円、営業利益は71%増の5億2700万円になった。分野別の売上高は、19年4・7・10月に値下げして20年1月に値上げした飼料事業が1%増の403億円、畜産事業は20%増の16億円...

トレーディア、今期純利益8%増に 売上高は前期並みに・年30円配を継続

 トレーディアは13日、2021年3月期の連結純利益が前期比8%増の5500万円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの世界的な流行をきっかけとして、景気の悪化で売上高が伸び悩む中、純利益も概ね前期(5100万円)並みを確保するもよう。年間配当金は前期据え置きの30円(中間なし)を予定する。 売上高は微増の145億円、営業利益は79%減の2000万円を見込む。新型コロナの影響を受けて落ち込んだ貨物の取扱高が年後半など...

神戸電鉄の前期、純利益17%減 新型コロナで利用者数が減少・今期無配継続

 神戸電鉄が13日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比17%減の10億円だった。主力の運輸業では、3月にかけて新型コロナウイルスの影響で外出を控える動きの影響を受けた。通勤や通学の乗客に加え、買い物などで利用する乗客も減少したもよう。 売上高に相当する営業収益は1%減の227億円、営業利益は11%減の20億円だった。事業分野別の営業収益は、運輸業が1%減の127億円、不動産業が11%減の20億円、流通...

広告

広告

広告

カレンダー

04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

広告