神戸電鉄の前期、純利益17%減 新型コロナで利用者数が減少・今期無配継続
- 2020/05/14
- 00:14
神戸電鉄が13日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比17%減の10億円だった。主力の運輸業では、3月にかけて新型コロナウイルスの影響で外出を控える動きの影響を受けた。通勤や通学の乗客に加え、買い物などで利用する乗客も減少したもよう。
売上高に相当する営業収益は1%減の227億円、営業利益は11%減の20億円だった。事業分野別の営業収益は、運輸業が1%減の127億円、不動産業が11%減の20億円、流通業が3%増の60億円、保育などのその他が微増の31億円だった。19年4月から営業を開始したケンタッキーフライドチキンの2店舗も順調という。
2021年3月期の連結業績予想は、合理的に算定することが困難として開示しなかった。ただ今期も無配は継続する方針は示した。
- 関連記事
-
- 日和産業の前期、純利益46%増 畜産事業が黒字転換 (2020/05/14)
- トレーディア、今期純利益8%増に 売上高は前期並みに・年30円配を継続 (2020/05/14)
- 神戸電鉄の前期、純利益17%減 新型コロナで利用者数が減少・今期無配継続 (2020/05/14)
- TOAの今期、純利益71%減の6億円 新型コロナでビル新築など減少 (2020/05/13)
- 神戸天然物化、今期純利益43%増 医薬分野伸び・前期に一時費用 (2020/05/13)
広告
chevron_left
トレーディア、今期純利益8%増に 売上高は前期並みに・年30円配を継続 home
トーホー、今期予想「未定」に 新型コロナで4月売上高39.9%減
chevron_right