モロゾフ、株主優待券の有効期限を延長 5月末までを11月末までに

 モロゾフは11日、有効期限が2020年5月31日の株主優待券を対象に、有効期限を11月30日まで半年延長すると発表した。今回の対象は2019年1月末に権利が確定し、19年4月に同社が発送した株主優待権になる。新型コロナウイルスの感染防止などを目的に、モロゾフの出店先である百貨店の多くが臨時閉店しているため。多くの店が休業する中で優待券が使われずに失効するのを、有効期限を延ばして回避する。▽関連記事・モロゾフ、「株...

ケミプロの前期、税引き益44%増 主力の紫外線吸収剤が販売復調で

 ケミプロ化成が11日に発表した2019年3月期の単独決算は、税引き利益が前の期比44%増の9000万円だった。主力製品である紫外線吸収剤の販売が復調したのが寄与した。投資有価証券の評価損2600万円を特別損失に計上したが、増収効果で吸収した。3月期末の株主には50銭増配になる3円50銭の配当を実施する。 売上高は13%増の105億円、営業利益は19%増の3億8700万円だった。紫外線吸収剤の販売は24%増の62億円だった。このほ...

神戸製鋼の前期、過去2番目の最終赤字680億円 減損計上で・今期予想は示さず

 神戸製鋼所が11日に発表した2020年3月期の連結決算は、最終損益が680億円の赤字(前の期は359億円の赤字)だった。国内外で自動車生産が低迷したのを受けて、チタン製品やアルミ製品に関する製造設備や工場の土地など、固定資産の減損処理を実施。減損損失の499億円に加え、投資有価証券の評価損150億円と合計650億円の特別損失を計上したのが響いた。 大幅な減損損失を計上したことで、阪神淡路大震災が発生した1995年3月期...

GセブンHD、今期純利益14%増に 「miniピアゴ」取得などで大幅増収へ

 業務用食品スーパーやカー用品店などのフランチャイズ加盟店を展開するG-7ホールディングスは11日、2021年3月期の連結純利益が前期比14%増の40億円になり、過去最高を更新する見通しだと発表した。首都圏で小型スーパー「miniピアゴ」73店舗を展開する99イチバ(横浜市神奈川区)の連結が期初に始まるうえ、業務スーパーなどの新規出店も寄与。大幅増収になり、利益を押し上げる見通し。年間配当金は50円(うち中間25円...

川西倉庫の今期、純利益52%増 減収も前期に特損計上の反動で

 川西倉庫は11日、2021年3月期の連結純利益が前期比52%増の3億7000万円になりそうだと発表した。国内の港湾運送業務や貨物取り扱い高の減少で減収を見込むが、前期に投資有価証券評価損や和解金など9100万円を特別損失とし計上した反動が表れる。年間配当金は前期据え置きの12円(うち中間6円)にする計画だ。 売上高に相当する営業収益は1%減の237億円、営業利益は8%減の5億円になる見通し。国内物流事業では、港湾運...

ワールドが急反発 国内経済に再開期待、「新型コロナ」で下げた業種を見直し

 11日の東京株式市場では、アパレル大手のワールド(3612)が急反発。終値は前週末比119円(9.60%)高の1358円と、大幅に上昇した。西村康稔経済財政・再生相が10日の記者会見で、新型コロナウイルスを巡る緊急事態宣言について、特定警戒都道府県を除く34県の「多くで緊急事態宣言の解除が視野に入る」と発言。国内経済の再開に期待感が高まり、新型コロナを材料に大きく売られた業種に見直し買いが入る流れに乗った。 新型コ...

トレーディア、前期純利益70%減に下方修正 新型コロナで中国から輸入が減少

 港湾運送のトレーディアは11日、2020年3月期の連結純利益が前の期に比べ70%減の5100万円になったようだと発表した。従来予想の1億1400万円から下方修正し、減益幅が拡大した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、影響が広がった2月の春節(旧正月)以降に中国からの輸入貨物の取り扱いが減少。売上高が想定を下回った影響が出た。 売上高は3%減の144億円、営業利益は89%減の1100万円になった。従来予想は151億円、91...

家次神商会頭、新型コロナで企業「かつてない窮地」「震災とはまったく異質」

 神戸商工会議所の家次恒会頭(写真)は11日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で神戸の企業は「かつてない窮地に立たされている」との認識を示した。神戸経済は1995年の阪神淡路大震災を経験したが、「日本中、世界中でほぼ経済活動が止まるという、震災とは全く異質」の影響を受けたと強調。場合によっては「(2008年の)リーマンショックより大きな打撃になる可能性もある」と話した。 神商が実施した会員企業を...

(解説)新型コロナ、兵庫で緊急事態を早期解除の可能性 大阪の動きが影響か

 新型コロナウイルスを巡る政府の緊急事態宣言が、兵庫県でも当初予定の31日を待たずに早期解除の可能性が出てきた。西村康稔経済財政・再生相が10日の記者会見で、特定警戒都道府県を除く34県の「多くで緊急事態宣言の解除が視野に入る」と述べた。加えて兵庫県を含む特定警戒都道府県でも、政府が設ける基準を満たせば解除の検討対象になるという。知事に権限がある休業要請などの緊急事態措置を、独自の基準で解除をめざす大阪...

(今日の株式相場)上値重い、前週末大幅高で利益確定の売り 後場は下げも

▽有料メールマガジン「今日の株式相場」を、こちらでも有料で掲載します。(価格は記事1本100円)▽上値重い、前週末大幅高で利益確定の売り 日経平均は午後下げに転じる場面も 11日の東京株式相場は上値の重い展開か。前週末8日に米株式相場が上昇したのを受けて買いが先行するとみられる。ただ8日の日本株の大幅高で、日経平均株価はおおむね想定外の2万円回復……▽注目銘柄▽今日の行事予定(発表予定など)▽前日の相場予想……...

今週の予定(11〜17日)シスメックスなど決算発表、神戸まつり中止

▽5月11日(月)・井戸兵庫知事が定例記者会見(15:00)・家次神商会頭が定例記者会見(14:00)・3月期決算=ケミプロ、神戸鋼、GセブンHD、川西倉▽5月12日(火)・日銀神戸支店の館内金融経済概況・3月期決算=ビオフェル、バンドー、シスメックス、川重、兵機海・1〜3月期決算=カルナバイオ▽5月13日(水)・3月期決算=日和産、神戸天然物化、神電鉄、トレーディア、シャルレ・10〜3月期決算=ノエビアHD▽5月14...

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