さくらKCSの今期、純利益15%増に 企業の情報化投資が増加傾向

 さくらケーシーエスは13日、2020年3月期の連結純利益が15%増の4億4000万円になる見通しだと発表した。民間企業の情報化投資が増加傾向といい、需要に対応する。公共分野でも、消費税率引き上げへの対応などで情報化投資の発生が見込まれるという。増収効果で増益を確保する。 年間配当金は12円(うち中間6円)を予定。前期は16円としたが、このうち創立50周年の記念配当4円を今期は実施しない。 売上高は5%増の230億円...

カルナバイオの1〜3月期、最終赤字2億円 国内など創薬支援が伸びず

 カルナバイオサイエンスが13日に発表した2019年1〜3月期の連結決算は、最終損益が2億3600万円の赤字(前年同期は1億9400万円の赤字)だった。キナーゼたんぱく質の販売などを創薬支援事業の売上高が国内と欧州で伸びず、同社全体でも減収になったのが響いた。米国の伸びでは補えなかった。 売上高は20%減の1億6900万円、営業損益は2億3300万円の赤字(前年同期は1億8800万円の赤字)だった。創薬支援事業が減収になる中...

ヴィッセル神戸はばたくか 神戸空港で「ヴィッセルジェット」お披露目

 スカイマークは13日午後、神戸空港の同社格納庫でサッカーJ1ヴィッセル神戸のロゴなどを塗装した特別仕様「ヴィッセルジェット」(写真=スカイマーク提供)の「お披露目会」を開催した。スカイマークは地域貢献の一環として、主要な就航地である神戸市を本拠地とするサッカーチームの塗装を実施。Jリーグのクラブを塗装した機体は初めてという。 お披露目会にはスカイマークの佐山展夫会長と楽天ヴィッセル神戸の三木谷研一...

GセブンHD、神戸市須磨区に新本社を計画 「創業100周年まで使える本社に」

 業務スーパーやオートバックスの加盟店などを展開するG-7ホールディングスは神戸市須磨区に新本社を建設し、2021年ごろにも稼働させる計画だ。すでに建設用地を確保し、設計図もできあがりつつあるという。13日に開いた決算発表の記者会見で、金田達三社長が記者の質問に答えて明らかにした。(写真は新本社の建設用地) 場所は神戸市営地下鉄の総合運動公園駅に隣接する産業団地「神戸流通センター」内で、現在の本社からも...

GセブンHDの今期、純利益10%増に 積極出店で増収効果を見込む

 G-7ホールディングスは13日、2020年3月期の連結純利益が前期比10%増の33億円になりそうだと発表した。不採算店の撤退が一巡し、既存店が前期実績を上回って推移する見通し。さらに積極出店で増収効果による増益をねらう。海外出店も計画する。年間配当金は前期比8円増配の86円(うち中間43円)にする計画だ。 売上高は14%増の1400億円、営業利益は6%増の53億円を見込む。今期は全業態の合計で国内35店舗、台湾に1店舗...

トーカロ株がストップ安 市場予想に反して今期減益予想、分割後安値

 13日の東京株式市場ではトーカロ(3433)が急落。制限値幅の下限(ストップ安)である前週末比150円(18.43%)安の664円まで下落して引けた。昨年2月末の株式分割後の安値を更新した。前週末10日大引け後に2019年3月期の連結決算を発表。20年3月期の業績予想は、連結純利益が前期比35%減の35億円になる見通しを示した。市場では増益になるとの見方も多かったことから、失望感から売りが膨らんだ。 溶射加工に強みを持つ表...

神戸天然物化の宮内社長「売上高だけでなく中身重視するように」 株式上場で

 神戸天然物化学の宮内仁志社長(写真)は13日、決算発表の記者会見で株式上場後の会社の変化について「以前は売上高を上げるという点に目が行っていたが、もっと中身を重視するようになった」と話していた。創業者の1人で、2代目社長の宮内氏が積極的に進める「効率化もその一環」だという。同社は2018年3月15日、東証マザーズに新規上場。株式公開後に始まった決算期としては、今回が初の通期決算発表だ。株主の視線は会社の...

神戸天然物化の今期、税引き益43%減に 増収も新本社取得で償却負担など

 有機化合物の受託合成などを手がける神戸天然物化学は13日、2020年3月期の単独税引き利益が前期比43%減の5億3000万円になりそうだと発表した。医薬分野の伸びなどで増収を見込むが、新本社取得に伴う償却負担が増加するほか、人員増による人件費の増加も響く。退職給付引当金など約2億4000満円を一括計上するのも重荷になる。 売上高は2%増の64億円、営業利益は45%減の6億8000万円になる見通しだ。分野別の売上高は機能...

ノザワ株が急落 主力の埼玉工場で火災、生産停止の影響を懸念

 13日の東京株式市場では、東証2部上場のノザワ(5237)が急落した。終値は前週末比122円(16.92%)安の599円と、2016年だった。東証2部の値下がり率ランキングで5位になった。同社は11日に、ホームページを通じて埼玉工場(埼玉県比企郡吉見町)で10日夜に火災が発生したと発表。11日未明に鎮火を確認したが、3本ある埼玉工場の生産ラインはすべて停止したという。火災による影響を懸念した売りが膨らんだ。 ノザワは13日...

バンドーの前期、純利益3%減の46億円 下期にかけて自動車向け減速

 バンドー化学が13日に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ3%減の46億円だった。鉄鋼向けの運搬ベルトなどが伸びた産業資材部門が堅調だったことで増収だったが、リスク分担型企業年金の導入に伴う損失8億円を特別損失に計上したのが響いた。期末配当金は16円とし、年間配当金は前の期に比べ2円増配の32円になった。 売上高は3%増の941億円、営業利益は1%増の63億円になった。米中貿易摩擦や新興国...

フジッコの今期、純利益9%減に 前期に有価証券売却益を計上で

   フジッコは13日、2020年3月期の連結純利益が前期比9%減の38億円になりそうだと発表した。人件費の増加や原材料価格の上昇などに対応して、19年6月から順次値上げする計画で増収の見通しだ。ただ、前期に投資有価証券売却益を特別利益として計上した反動が表れる。年間配当金は前期据え置きの38円(うち中間19円)を予定する。 売上高は1%増の650億円、営業利益は1%増の52億円を見込む。今期の設備投資計画は84...

今週の予定(13〜19日)第23回神戸国際宝飾展、第49回神戸まつりなど

▽5月13日(月)・ヴィッセルジェットお披露目(神戸空港)・3月期決算=日和産、フジッコ、さくらKCS、バンドー、神戸天然物、GセブンHD、トレーディア、シャルレ・1〜3月期決算=カルナバイオ▽5月14日(火)・神姫バスグループとのビジネスマッチング説明会(神戸クリスタルタワー、14:00)・ロシア工業団地セミナー in 神戸(アリストンホテル、14:00)・3月期決算=日本麻、トリドール、三星ベ、阪神燃、神電鉄・...

(お知らせ)神戸空港の発着枠拡大など合意 関西3空港懇談会の記事一覧

 11日に大阪市内で開催した関西3空港懇談会では、神戸空港の発着枠を1日20便増やして80便に拡大することや、運用時間を1時間延長して午後11時までにすることなどを合意しました。2006年2月の開港以来、初めての運用規制の緩和です。神戸経済ニュースでも11〜12日、以下の記事を配信しています。どうぞご利用ください。▽記事本文・神戸空港、1日20便増枠と1時間延長で合意 国際線は中期で検討・3空港懇談会 (2019/05/11)▽...

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