神戸天然物化の今期、税引き益43%減に 増収も新本社取得で償却負担など

20190513神戸天然物化決算

 有機化合物の受託合成などを手がける神戸天然物化学は13日、2020年3月期の単独税引き利益が前期比43%減の5億3000万円になりそうだと発表した。医薬分野の伸びなどで増収を見込むが、新本社取得に伴う償却負担が増加するほか、人員増による人件費の増加も響く。退職給付引当金など約2億4000満円を一括計上するのも重荷になる。

 売上高は2%増の64億円、営業利益は45%減の6億8000万円になる見通しだ。分野別の売上高は機能材料分野が6%減の25億円、医薬分野が15%増の27億円、バイオ分野は5%減の11億円をそれぞれ見込んでいる。予定していた神戸市内での新工場用地の取得は見送り、今期に既存施設内での生産設備の増設などを実施することで、需要の伸びに対応する考えという。

 同時に発表した19年3月期の単独決算は、税引き利益が前の期に比べ4%増の9億3600万円だった。前期に続き過去最高益を更新。バイオ分野の売上高が前の期比2.6倍の12億円と大幅に伸びたことで、機能材料分野と医薬分野の減収をほぼ補った。売上高は微減の62億円、営業利益は1%増の12億円になった。

 役員報酬の一部を現金に代わり自社株で支払う譲渡制限付き株式報酬制度の導入も、あわせて発表した。

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