フジッコの今期、純利益9%減に 前期に有価証券売却益を計上で

20190513フジッコ決算 

 フジッコは13日、2020年3月期の連結純利益が前期比9%減の38億円になりそうだと発表した。人件費の増加や原材料価格の上昇などに対応して、19年6月から順次値上げする計画で増収の見通しだ。ただ、前期に投資有価証券売却益を特別利益として計上した反動が表れる。年間配当金は前期据え置きの38円(うち中間19円)を予定する。

 売上高は1%増の650億円、営業利益は1%増の52億円を見込む。今期の設備投資計画は84億円を予定。前期は約35億円だった。今期の設備投資の内訳は、関東工場に増設する豆製品工場の新棟など成長投資に50億円投入。合理化には14億円、設備更新には19億円をそれぞれ投じる計画だ。

 大阪市内で同日、記者会見した福井正一社長は、28日午後に発表予定の中期計画で示す目標値が「けっこう積極的な数字になる見通し」と話していた。ただ、消費税率引き上げによる買い控えは「どうしても発生すると思われ、今期の売上高はやや控えめに予想している」と説明した。一方で、「年々、市場が縮小している豆製品では売り上げを伸ばすよりも利益を重視したい」と語った。

 同時に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期比4%増の41億円だった。原材料高などが逆風になり売上原価率は上昇したが、投資有価証券売却益の13億円を特別利益に計上したことなどで最終増益を確保した。売上高は2%増の641億円、営業利益は3%減の52億円になった。

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