バンドーの前期、純利益3%減の46億円 下期にかけて自動車向け減速

20190513バンドー決算

 バンドー化学が13日に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ3%減の46億円だった。鉄鋼向けの運搬ベルトなどが伸びた産業資材部門が堅調だったことで増収だったが、リスク分担型企業年金の導入に伴う損失8億円を特別損失に計上したのが響いた。期末配当金は16円とし、年間配当金は前の期に比べ2円増配の32円になった。

 売上高は3%増の941億円、営業利益は1%増の63億円になった。米中貿易摩擦や新興国通貨の下落などを背景に、下期にかけて自動車部品事業が伸び悩んだ。大阪市内で記者会見した吉井満隆社長は、「第3四半期(18年4〜12月期)までは早めの進捗だったが、第4四半期(19年1〜3月期)でブレーキがかかり、結局は業績予想通りの結果になった」と話していた。

 20年3月期の業績予想は開示を見送った。4月に発表した医療機器を製造販売する「Aimedic MMT」(アイメディックMMT、東京都港区)の買収に伴い、精査中という。ただ吉井社長は「買収を除いた部分については、やや減収で増益の見通し」と説明。中間配当を実施するためもあり、「第2四半期決算発表までには業績予想を開示したい」としている。同社は今期から国際会計基準(IFRS)を導入する。

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