7月の神戸市消費者物価、前年比1.8%上昇 光熱費や食品の上昇目立つ

20220819消費者物価指数

【神戸経済ニュース】総務省が19日に発表した7月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で1.8%上昇の101.2になった。原油価格の上昇などを背景に「ガス代」「電気代」、灯油代を含む「他の光熱」が大幅に上昇したほか、「油脂・調味料」など食品価格の上昇が目立った。一方、電話料金の値下げの影響もあり「通信費」の大幅な下落が続き、総合的な物価指数を抑える動きも続いた。指数は前月比で0.6%上昇した。

 「電気代」は前年同月比で12.1%上昇、「ガス代」は25.8%上昇、「他の光熱」は24.5%上昇と、引き続き大幅な上昇。クリーニング代を含む「被服関連サービス」が7.3%上昇した。このほか食料油など「油脂・調味料」が7.1%上昇、レトルトカレーなど「調理食品」は6.3%上昇した。半面、「通信」は6.9%下落、「家賃」が1.8%下落、「保健医療サービス」が2.2%下落した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に上昇が継続した「光熱・水道」や上昇が目立った「生鮮食品を除く食料」のほか、「家具・家事用品」「被服および履物」「教養娯楽」「諸雑費」が上昇した。半面、「住居」「保健医療」「交通・通信」「教育」が下落した。

 全国統計では、総務省が同日発表した7月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は102.2と前年同月に比べ2.4%上昇した。前月比(季節調整値)では0.5%上昇だった。

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