3月の神戸市消費者物価、前年比0.3%上昇 衣料品やパソコンなども上昇

20220422消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した3月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で0.3%上昇の100.1になった。原油価格の上昇などを背景に「電気代」「ガス代」に加え、灯油代を含む「他の光熱」も大幅に上昇と、エネルギー価格が軒並み上昇した。半面、昨年春に実施した携帯電話料金の大幅値下げで「通信費」が大幅に下落。両者が相殺する構図が継続した。

 「電気代」は15.5%上昇、「ガス代」は26.2%上昇、「他の光熱」は28.3%上昇と大幅な上昇だった。このほか「シャツ・セーター類」が8.1%上昇するなど衣料品の上昇が目立ったほか、パソコンやテレビなどを含む「教養娯楽用耐久材」が4.1%上昇した。半面、「通信費」は32.3%下落した。「室内装備品」が3.0%下落したほか、文房具や運動用品などを含む「教養娯楽用品」が2.6%下落した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に上昇が継続した「光熱・水道」のほか「家具・家事用品」「被服および履物」「教養娯楽」「諸雑費」「生鮮食品を除く食料」が上昇。一方、「住居」「保健医療」「交通・通信」「教育」が下落した。

 全国統計では、総務省が同日発表した3月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は100.9と前年同月に比べ0.8%上昇した。前月比(季節調整値)では0.4%上昇だった。

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