兵庫県、観光再開で発信「強化月間」 17日に「日帰り版」知事室など

20220609知事観光

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は8日の定例記者会見で、17日から1カ月間を「観光兵庫リスタートの31日間」と位置付けて、情報発信を強化する方針を発表した。初日に当たる17日には三木市・加東市で「ワーケーション知事室」の日帰り版を開催。期間半ばである7月1日にはJR西日本と連携し、「兵庫デスティネーションキャンペーン」の1年前に開催するプレ(事前)キャンペーンも始まる。新型コロナウイルスの感染拡大が一服し、本格的に観光が再開するとみて、積極的に兵庫県への観光誘客をねらう。

 17日の日帰り版ワーケーション知事室では、著名な酒米として知られる「山田錦」を巡って、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)に改めて観光資源として注目されるための方策を検討する。山田錦の生産農家や加工グループ・酒蔵などと斎藤知事との意見交換、酒米研究交流館(加東市)の視察などを予定する。

 このほか27日には、海上交通について2回目の実証実験を実施。HAT神戸〜神戸港中突堤〜あわじ交流の翼港(淡路市)。船上では伝統芸能の体験・鑑賞を計画しているという。7月18日は兵庫県立美術館で、大阪・関西万博の1000日前イベントを開催する予定だ。政府による旅行補助「Go To トラベル」が近く再開される可能性もある。斎藤知事は「全国に兵庫県を知ってもらうための絶好の機会ということで、積極的に情報発信していきたい」と話した。

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