神戸市、ウクライナへ消防・救助に関する支援物資 13種類・300点を発送

20220527ウクライナ支援機材

【神戸経済ニュース】神戸市消防局は27日、国の要請を受けてウクライナ向けに消防や救助に関連する物資を拠出したと発表した。消化用防火衣、防火帽、保安帽、油圧ジャッキ、発電機、ストレッチャー、毛布など13種類およそ300点(写真=神戸市消防局提供)を市民防災総合センター(神戸市北区)から発送。総務省消防庁が指定した集積場所に26日に到着したという。消防庁によると今月中にも空輸を開始し、ポーランドにあるウクライナ支援物資の集積地で支援物資を引き渡す。

 4月にウクライナ内務相から金子恭之総務相にあてた書簡で、物資支援の要請があった。これを受けて総務省は現地で使用できる消防・救助関連の資材や通信機器など25種類、約30トンの資材を、東京消防庁、20政令市の消防本部、民間会社・団体から協力を得て確保し、ウクライナに支援することを決めたという。

 輸送は外務省の緊急無償資金協力(ODA)を活用して、人道支援や開発支援の際の資材調達などを担当する国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)が担当する。

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