(動画)ゆったり移動、須磨の風を感じて 神戸市「次世代の乗り物」実証実験



【神戸経済ニュース】神戸市は28日、関西電力(9503)傘下で次世代モビリティー(次世代の新たな乗り物)を開発・展開するゲキダンイイノ(大阪市北区)と共同で、須磨海岸(神戸市須磨区)の遊歩道およそ500メートルを使って「次世代モビリティ」(新たな乗り物)を活用する実証実験を実施した。参加者は最高時速5キロメートルで自動運転する乗り物で風を感じながら、ゆったりと海岸を散歩するように移動した(動画)。

 使用したモビリティーは最大5人乗りの「iino(イイノ)タイプS」だ。今回は2台を使用し、1台は木枠でソファーを設置。もう1台は腰をかける台とパラソルを搭載した。出発の指示以外はすべて自動運転。所定の区間を往復するほか、途中で飲み物を受け取るために停車することなどを、あらかじめプログラムした。進行方向7メートル以内に歩行者や障害物が接近すると時速1キロメートルまで減速、同1メートル以内になると一旦停車する。

 通りかかった友達同士のグループや家族づれなどが、新しい乗り物を体験しようと順番待ちの列を作っていた。乗車した参加者の間では「乗車中は子どもが遠くへ行くか見張らなくてよく、久しぶりにゆっくりと景色を見ながら散歩できた」「歩くのと同じぐらいの速さで移動するのが味わい深い」「須磨海岸の景色がいつもと違って見えた」といった声が出ていた。神戸市とゲキダンイイノは参加者に今回の印象などを聞くアンケートへの回答を呼びかけた。

 神戸市とゲキダンイイノは2月に、神戸市中央区の都心、三宮でも次世代モビリティーを活用する実証実験を開催。今回は、このときよりも大型の乗り物を使った。須磨海岸では将来的に、JR須磨駅と須磨ヨットハーバーを結ぶ乗り物などに活用される可能性があるようだ。ゲキダンイイノの代表者である嶋田悠介氏は、神戸経済ニュースの取材に対し「点と点になっている観光地の間を結ぶ移動手段として、できるだけ早く社会実装していきたい」と話していた。

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