神戸製鋼、アルミ製品を値上げ 4〜9月期から加工賃の15%以上など

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所は23日、アルミ製品すべてを対象に値上げすると発表した。板製品、押し出し製品はロールマージン(加工賃)を2024年度上期(4〜9月期)相当分から15%以上引き上げる。アルミ押し出し加工品、アルミサスペンション、アルミ鋳鍛(ちゅうたん)品は製品ごとに価格を設定する。アルミ板製品の値上げは23年4〜9月期にアルミ製品全体の価格を引き上げて以来1年ぶり。

 アルミの製造に必要な電力などのエネルギー価格が上昇しているほか、副資材や副原料などの高止まりを受けて、これまでも価格転嫁を実施してきた。これに24年度から運送、物流、建築業などで労働時間の管理を厳格化することによる輸送費や外注費、労務費などのコスト上昇が継続すると見込まれる。このため生産体制の維持は、自社の努力によるコスト抑制だけでは困難であると判断した。

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