神戸製鋼、アルミ板製品を値上げ 10月から加工賃の20%以上

 神戸製鋼所は16日、アルミ板製品を値上げすると発表した。アルミ缶向けの板材など、すべてのアルミ板製品を対象に、ロールマージン(加工賃)を10月出荷分から20%以上引き上げる。アルミ板製品の値上げは2019年6月出荷分以来2年4カ月ぶり。

 アルミ板製品などアルミ圧延品の価格は、アルミの地金価格と加工賃の合計で決まる。国際商品相場の上昇を背景にアルミ地金価格が上昇しているのに加え、エネルギー価格や物流費なども上昇。自社のコスト削減だけでは採算を確保できないと判断した。

 今回の値上げの対象は板製品のみを対象とした。アルミ圧延品のうち、自動車向けの押し出し製品などは値上げの対象とはしていない。

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