神戸製鋼、コンパクトな水素ステーション模型など展示 燃料電池展で

 神戸製鋼所は、28日から3月2日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する燃料電池に関連する見本市「第14回 国際水素・燃料電池展」に、既存ガソリンスタンドの一角など狭い場所にも設置できる水素ステーション機器一式の模型などを展示する。将来の主力エネルギー源候補として有力な水素や燃料技術をめぐり、普及に向けた技術をアピールする。(図は展示ブースのイメージ=神戸製鋼の発表資料より)

20180226神戸製鋼の展示ブースイメージ

 排ガスが水蒸気だけという燃料電池車への期待が高まる中、燃料電池車を普及させるには水素ステーションを多く建設する必要があるの指摘は多い。水素ステーション機器の一式をまとめた「All in one コンパクトパッケージ HyAC mini」では、既にガソリンスタンドが使っている好立地にも水素ステーションを設置でき、今後増加する水素ステーション建設の需要に対応する構えだ。

 共同で出展する神鋼環境ソリューションは、電気と水だけで純度がきわめて高い水素を発生させる装置「HHOG(水電解式高純度水素発生装置)」の実機サンプルを展示する。すでに国内外で160台以上を納入した実績がある。危険な薬物などを使わない点が強みだ。

 神鋼エンジニアリング&メンテナンス(神戸市灘区)も共同で出展。展示パネルと模型を使い、水素ステーションの設置施工について紹介する。グループあげて、水素ステーション建設に照準を合わせた展示内容になる。

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