ワールド、11月の既存店売上高が7.3%増 コートやジャケットなど重衣料が伸び

【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が3日発表した11月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の7.3%増(速報値)だった。5月以来6カ月ぶりに前年同月を上回った。10月後半からの増勢傾向を引き継ぎ、月間を通じて堅調に推移した。気温が一段と下がった月後半には冬物需要が本格化。コートやジャケットなどの重衣料が顕著に伸びたという。

 ブランド別では「アンタイトル」「インディヴィ」「クードシャンス」など、百貨店で展開している婦人服が軒並み前年同月比2ケタ%伸び、増収をけん引。アパレルが全般的に好調だったうえ、百貨店の活況がジュエリーの「ココシュニック」にも波及した。ネット通販の売上高は冬物需要がおう盛で6.7%増と、3月以来8カ月ぶりの前年比増。19年11月との比較でネット通販は20.3%増、存続ブランドでの比較すると37.7%増だった。

 11月には1店舗を出店、9店舗を撤退し、月末時点の小売店舗数は1811店になった。

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