新たな神戸名物になる? 六甲山の「杉の葉」使った神戸ローカルビール

20211206杉の葉ビール

【神戸経済ニュース】神戸・六甲山の「杉の葉」を使ったビール(1枚目の写真)を作るプロジェクトが進んでいる。木材の販売や用途開拓のほか産地活性化などを手掛けるシェアウッズ(神戸市兵庫区)の山崎正夫代表と甲南大学(神戸市東灘区)の学生が、六甲山の間伐材などを活用した「杉の葉」でのビールづくりを企画した。ポートタワー型のボトルに詰めた布引の水などを販売するARIGATO-CHAN(アリガトチャン、神戸市中央区)が、所有する六甲山の森林から杉の葉を提供。ビール醸造はIN THA DOOR BREWING(インザドアブルーイング、神戸市東灘区)がになった。

 山崎代表とともに企画に加わったのは、甲南大・文学部社会学科の松川恭子教授のゼミ生を中心に有志10人だ。10月24日に六甲山上にある、ARIGATO-CHAN所有の森林で杉の葉およそ7キログラムを採取(2枚目の写真)。11月2日には早朝から神戸市中央区にあるインザドアの醸造所で、ビール造りを始めた。11月3日から発行工程、同11日から熟成工程に入り、同28日には約200リットルのビールが完成した。

 山崎氏と学生らは毎週月曜日に定例会を開き、作業の進捗を管理。それぞれ担当を分けてラベルのデザイン、最適なおつまみは何かなどを考えた。11月28日にインザドアの店舗で開いたビールの味見をする会合では、来店客にも「杉の葉」のビールを振る舞った。東灘区在住の男性客は「言われなくては杉の葉だと分からないが、何度も飲みたくなるいい香り」と話していた。

20211206杉の葉採取

 インザドアが作るビールは、主原料に神戸市中央区で採取した布引の水と、神戸市西区で生産した麦を使う「神戸ローカルビール」が特徴だ。さらに六甲山の杉という「神戸産」を追加するとなると、新たな神戸名物として期待がかかるが、定着するかは現時点で未知数。まずは多くの関心を集めるかという観点で、シェアウッズなどが実施しているクラウドファンディングが試金石になりそうだ。クラウドファンディングは18日まで。返礼品は金額に応じて、19日にインザドアの店舗で開催するお披露目会への招待や、瓶詰めの郵送などを予定している。

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