ワールド、10月の既存店売上高が1.1%減 来店客回復でマイナス幅が縮小

【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が4日発表した10月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の1.1%減だった。8月の23.8%減や9月の19.9%減などに比べて減収幅が大幅に縮小した。9月いっぱいで全国的に新型コロナウイルスの緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が解除されたことで来店客数が回復。9月最終週からの底堅い傾向が続いた。さらに月後半に全国で気温が低下し、既存店売上高が一気に伸びたという。

 ブランド別では、都市立地が中心の「ラグタグ」や、セレクトショップ「ドレステリア」が引き続き好調だった。さらに百貨店で展開している婦人服「アンタイトル」「インディヴィ」「クードシャンス」が定価販売を主体として、そろって前年同月比2ケタ%伸びた。店頭に顧客が戻ったのを機にネット通販の売上高は伸び悩み、前年同月比10.6%減だった。ただ19年10月との比較でネット通販は11.5%増、存続ブランドでの比較では29.4%だった。引き続き成長販路と位置付けて巻き返しをねらう。

 10月には8店舗を出店、9店舗を退店し、月末時点の小売店舗数は1819店になった。

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