関西スーパー、H2Oの傘下で再編 上場は維持・神戸市内は10店舗

 阪急百貨店や阪神百貨店などの持ち株会社であるエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O、コード8242)は31日、伊丹市に本社を置く食品スーパーの関西スーパーマーケット(9919)への出資比率を引き上げ、子会社化すると発表した。さらに関西スーパの事業部門を切り離し、H2Oの完全子会社である食品スーパーのイズミヤ、阪急オアシスに加えて関西スーパの事業部門を傘下に置く中間持ち株会社になる。関西スーパの上場は維持する。

 関西スーパが新株式を発行して、現在はH2Oが全株式を保有しているイズミヤ株、阪急オアシス株と12月1日付で交換する。株式交換後はH2Oがイズミヤ株、阪急オアシス株に代わって関西スーパ株の58%を保有することになる計画。中間持ち株会社になる現在の関西スーパは株式交換後に会社名を変更するとみられるが、新社名は現時点では明らかにしていない。

 H2Oが食品スーパー事業を強化する一環という。H2Oは2016年に関西スーパに出資。H2Oはすでに関西スーパ株の約10%を保有する筆頭株主だ。ただ資本提携以降、ポイントの共通化など連携が一部にとどまっていたこともあり、子会社化によってH2O傘下の他の食品スーパーとの連携を一気に深めたい考えだ。関西スーパは大阪府と兵庫県に64店舗を展開し、うち10店舗が神戸市内にある。

 イズミヤは81店舗のうち神戸市内は4店舗、阪急オアシスは77店舗のうち6店舗が神戸市内にある。

 関西スーパとH2Oは31日の取引開始前に子会社化や株式交換の詳細などについて発表。31日の株式市場で関西スーパ株は、制限値幅の上限(ストップ高)である前日比300円高の1620円まで上昇する場面があった。

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