井戸兵庫知事「緊急事態区域になるほどの危機的状況」 政府が発表で

20210113井戸兵庫知事


 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は13日夜、政府が新型コロナウイルスに関する緊急事態措置実施区域に兵庫県を含む7府県を追加すると発表したのを受けて記者会見した。井戸氏は、兵庫県が「緊急事態措置実施区域になるほどの危機的状況であることを認識していただき、(緊急事態宣言の期限である)2月7日までの間の取り組みにご理解、ご協力をお願いする」と述べた。兵庫県は大阪府、京都府とともに新型コロナの緊急事態宣言の対象にするよう政府に要請していた。

 酒類を提供する飲食店などには営業時間の短縮を要請する。対象の店舗は経営に大きな影響が出るとみられているが、井戸氏は「このような厳しい状況であるからこそ、ご協力をお願いしている」と強調。そのうえで「1日6万円の協力金を支給するが、まさに協力金ということで、しっかり協力いただくようお願いする」と述べた。

 政府が兵庫県を新型コロナの緊急事態宣言の対象に加えたことで、兵庫県でも政府の「基本的対処方針」に沿った措置を実施する。具体的には①飲食店などは午後8時までの営業(酒類の提供は午後7時まで)に時間短縮を要請し、劇場や運動施設などにも同様の時短を呼びかける②住民には外出の自粛を呼びかける③出勤者の7割削減を目指した在宅勤務の推進④屋内では集まる人数を建物の収容人数の半分以下にするなどイベント開催要件を見直す--といった4点が中心になる。

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