今日の株式相場・5日続伸か、米株式相場も反発 日経平均は2万6800円近辺も

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▽株価指数の前日終値
日経平均  26644.71円 +107.40円(+0.40%)
TOPIX    1786.52  +8.27(+0.47%)
ダウ平均  29910.37ドル +37.90ドル(+0.12%)
S&P500   3638.35 +8.70(+0.23%)
ナスダック 12205.846 +111.444(+0.92%)

▽5日続伸か、米株式相場も反発
 日経平均は2万6800円近辺も

 30日の東京株式相場は5日続伸か。前週末の米株式相場が上昇したのが、日本株の支えになりそうだ。金融緩和などを背景とした日本株の中長期的な先高観を背景に、堅調な展開が見込まれる。上値でも利益確定の売りは出しにくい状況。欧州勢の参加が見込まれる後場中頃以降は上げ幅を拡大する展開もありそうだ。ひとまず日経平均株価は2万6800円近辺まで上昇して始まるとみられる。新型コロナの感染拡大を意識した売りは、局地的な展開にとどまるだろう。

 27日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均の上げ幅を顔幅にとどまったが、ハイテク比率の高いナスダック総合株価指数と、運用の指標に多く使われるS&P500種株価指数は、そろって最高値を付けた。市場心理を測る指標となるS&P500の変動率指数(VIX)は9カ月ぶり低水準と市場心理も回復。感謝祭の翌日で週末前という飛び石連休のはざまで、売買は盛り上がりを欠いたが、米政権の移行が円滑に進むとの見方や新型コロナウイルスのワクチン普及の期待から、買いが優勢になった。

 30日は月末だが、日経平均が仮に下落して終値2万6500円でも11月は、日経平均の1カ月間の上げ幅が3500円を超える。1カ月間の上げ幅としては、過去最大だった1990年11月(4210円上昇)に次ぐ記録になりそう。この間には外国人投資家の買い越しも大きかったうえ、日本株には出遅れ感があるとの見方も根強い。日米欧の中央銀行が引き締めに動くタイミングは遠いとみられる中で、株式市場への資金流入への期待感は高まる可能性が高い。

▽注目銘柄 島津(7701)/日本製鉄(5401)など鉄鋼株

 島津(7701)は27日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査装置「遺伝子解析装置AutoAmp」を発売したと発表した。唾液などの検体を専用の容器に移し替える作業など、全ての工程を自動化。ウイルスを無害化する前処理なども不要で、検査の専門的な知識がない医療関係者も活用できるようにした。最短90分で結果が判明する。価格も競合より3割以上安い約200万円に抑えた。中小病院でも導入しやすくしたことで、普及による同社への収益寄与が買いにつながるか関心を集めそう。

 28日付の日本経済新聞朝刊は、「自動車や機械などに使う薄鋼板(薄板)の流通価格が約2年5カ月ぶりに上昇した」と報じた。自動車生産の回復で需要が上向く一方、生産量は新型コロナウイルス禍で鉄鋼メーカーが減産した水準から回復しきっておらず、需給が急速に引き締まったためという。品種やサイズによっては問屋での欠品も目立つという。メーカーが打ち出した値上げが流通段階で浸透し始た形で、日本製鉄(5401)、JFE(5411)、神戸鋼(5406)といった鉄鋼の収益改善を期待した買いにつながるか注目だ。

▽今日の行事予定(発表予定など)

 東証2部ではバリオセキュア(4494)が新規上場する。取引開始前には10月の鉱工業生産指数速報値、商業動態統計が発表される。午後1時には10月の建設機械出荷額と自動車輸出実績、午後2時に10月の住宅着工などが発表される。海外では、中国で11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)、非製造業PMIが発表される。欧州では11月の独消費者物価指数が発表されるほか、米国ではシカゴ購買協会PMI、米シカゴ購買部協会景気指数などが発表される予定だ。

▽前日の相場予想(結果は「4日続伸」)
・ブルームバーグ「小幅続伸へ」
・ロイター「弱もちあい」
・神戸経済ニュース「売り先行か」
・日経QUICKニュース「反落か」
《想定以上に底堅く上げに転じた》

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